INFORMATION INFORMATION

2013年04月29日

想像力と25セント

The Paperback Bookshop
The Paperback Bookshop / Diego DeNicola


想像力と25セント
introducing 「七年目の浮気」「虹を掴む男」

ベストセラーの分類法で言えば、単行本で発売された小説はすべて文芸というジャンルに入る。芥川賞を受賞した純文学だろうと、直木賞を受賞した大衆文学だろうと、本屋大賞を受賞した書店員が売りたい本だろうと。そしてそれはたいてい数年後に文庫本で再発される。
翻訳小説の場合もハードカバーで発売された後にペイパーバックになるのだが、いきなり文庫本で発売される現代小説もある。

僕は、スピンと呼ばれる紐状の栞が糊付けされた「新潮文庫」に随分お世話になった。その中には、繰り返し読んだためにボロボロになったアメリカ文学がある。J・D・サリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」やソール・ベローの「この日をつかめ」やリチャード・ブローティガンの「愛のゆくえ」である。
単行本で読み直したいと思うのだけれど、野崎孝訳も大浦暁生訳も青木日出夫訳も「新潮文庫」でしか読めない。

かつて新潮社は、糸井重里が書いた「想像力と数百円」というコピーで、「新潮文庫の100冊」と銘打った宣伝キャンペーンを行った。
表題の「想像力と25セント」は、いかにも安っぽい翻案だけれど、日本と違ってアメリカでは、ペーパーバック専門の出版社が多いからだ。

ハイホー、マンハッタン坂本です。

続きを読む
posted by マンハッタン坂本 at 00:00 | Comment(0) | 映画全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月08日

手間暇かけた変身なんて嫌だ!

Tokyo HDR - 25
Tokyo HDR - 25 / Kabacchi


手間暇かけた変身なんて嫌だ!
introducing 「ターミネーター2」「カメレオンマン」

別に毛嫌いしているわけではないけれど、リアルな舞台で歌舞伎を見たことがない。
映画やTVドラマに出演しているときの歌舞伎役者は、顔を見れば名前がすぐに分かる。時代劇に出てもたいてい分る。「猿の惑星」くらい特殊メイクでもしない限りだいだい分かる。

だが彼らが本業である歌舞伎座の舞台に立ったとき、誰が誰なのかさっぱり分からない。
イッセー尾形のひとり芝居のように舞台のそでで、次に演じる人物の髪型やメイクを変え、衣装や小道具を換えてくれれば、声音を替えたくらいで間違えないだろう。

何が面倒臭そうかと言って、歌舞伎の登場人物になりきるために、「猿の惑星」の猿人になりきるために、手間暇かけて変身することだ。
変身願望がないわけではない。
その場で瞬間的に別人になれれば、その気になるかもしれない。

ハイホー、マンハッタン坂本です。

続きを読む
posted by マンハッタン坂本 at 00:00 | Comment(0) | 映画全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月01日

飛んでる飛行機はアホで、落ちる飛行機はカシコい。

2くまモンGO.jpg
                                             くまモンGO!(ソラシド エアー)就航

飛んでる飛行機はアホで、落ちる飛行機はカシコい。
introducing 「ハッピー・フライト」「ミッドナイト・ラン」

無類の飛行機嫌いだった桂枝雀が小米時代にマクラでこう言った。

飛んでる飛行機はアホで、落ちる飛行機はカシコい。
その心は、空気より重いもんが飛ぶわけない。「あ、おれは間違ってる!」と我に返った途端に落ちるんです。

同感である。枝雀に負けず劣らず、僕も飛行機嫌いである。熊本から東京へ行くのに5時間以上もかかるのを物ともせず、僕は新幹線に乗る。お陰で未だに沖縄にも北海道にも行ったことがない。
だからと言って、まったく飛行機に乗ったことがないわけではない。
機内が異常に狭く揺れが激しい、JALのプロペラ機にだって乗ったことがある。

何故そんな芸当ができたのたか?
飛行機恐怖症の千秋真一に催眠療法を行った野田恵ことのだめに同乗してもらったからだ。

ハイホー、マンハッタン坂本です。
続きを読む
posted by マンハッタン坂本 at 00:00 | Comment(0) | 映画全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。