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2013年07月22日

いつも心にハーモニイ。


                    「ソー・マッチ・イン・ラヴ」(歌:タイムス)

NO MUSIC,NO LIFE PartV

いつも心にハーモニイ。

introducing 「リリイ・シュシュのすべて」「天使にラブソングを…」

僕はカラオケ・ボックスで歌うことが好きだ。でも救いがたいくらい音痴なので、いつも音程が外れないかビクビクしながら歌う。かろうじてまともに歌えるのが山下達郎の「パレード」である。
かつて彼が率いたシュガーベイブみたいにコーラスができたら、といつも心で思う。

リング・ラードナーの短編小説に「ハーモニイ」というのがある。
メジャー・リーガーのアートは、コーラスのこととなると半気狂いになる男だ。テナー担当のチーム・メイトがマイナー落ちしたため、彼は必死で後釜を捜す。そしてある日、同じポジションの若いウォルドロンをスカウトしてくる。たまたま用があって叔父の家を訪ねたとき、素敵に歌っている彼を発見したからだ。
彼がプレイする姿を見たわけではない。だがアートがまんまとチームに迎えさせたウォルドロンは、タイ・カッブ以来の天才選手で、大いに活躍する。

彼の参加で久々にハーモナイズ(和声合唱)ができてご満悦だったアートだが、やがて成績不振で次々とコーラス仲間がマイナーに飛ばされ、アート自身もチームを去る。そしてそれに呼応するかのようにチームもガタガタになる。

話の語り部は、その原因をこう推測する。
「チームに『歌(ハーモニイ)』が欠けているかららしい」
  (注釈1)

ハイホー、マンハッタン坂本です。

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2013年07月15日

BGMな名画が好き。


                                          「SAMBA SARAVAH」(男と女のサンバ)

NO MUSIC,NO LIFE PartU

BGMな名画が好き。
introducing 「男と女」「2001年宇宙の旅」「第三の男」

僕にとって究極のBGMは、ボサノヴァ(BOSSA NOVA)である。何時いかなるときに聴いても心が安らぐ。
僕が初めて聴いたボサノヴァのアルバムは、アメリカのジャズ・ミュージシャンによって1962年2月に吹き込まれた「JAZZ SAMBA」である。
クリード・テイラーがプロデュースし、スタン・ゲッツがテナー・サックスを、チャーリー・バードがギターを演奏した。有名な「ワン・ノート・サンバ」も収録されている。

翌年3月、スタン・ゲッツはジャズ・ボサの金字塔と言われるアルバム「GETZ/GILBERTO」を録音する。ブラジルを代表するミュージシャン、ジョアン・ジルベルト(ギター、ボーカル)、アントニオ・カルロス・ジョビン(ピアノ、作曲)、アストラット・ジルベルト(ボーカル)、ミルトン・バナナ(パーカッション)を迎えた豪華な共演だった。
  (注釈1)

一方、放浪のシンガー・ソングライターピエール・バルーは、母国フランスに初めてボサノヴァを紹介した。そしてサンバの巨匠バーデン・パウエルやヴィニシウス・ヂ・モラエスと共作した「SAMBA SARAVAH」を、1966年に公開された映画「男と女」で披露する。

僕にとって究極のBGMな名画は、「男と女」である。

ハイホー、マンハッタン坂本です。
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2013年07月08日

外国人が我々を愛してくれているのはジャズのお陰だ。


                              ロバート・ジョンソン「クロスロード」

 NO MUSIC,NO LIFE PartT

「外国人が我々を愛してくれているのはジャズのお陰だ」
 
introducing 「スターダスト・メモリー」「クロスロード」「ラウンド・ミッドナイト」

僕がもっとも尊敬するアメリカの作家カート・ヴォネガットは、「国のない男」というエッセイ集の中で、そう断言している。

その根底にある彼の考えは、アフリカ系アメリカ人が奴隷の頃に全世界に与えてくれた贈り物はブルースだという。
今日のポップ・ミュージック――ジャズ、スウィング、ビバップ、エルヴィス・プレスリー、ビートルズ、ストーンズ、ロックンロール、ヒップホップなどなど――すべてはこのブルースがルーツだと言っていい。

なぜ贈り物かと言うと、奴隷たちは自殺という疫病神を、ブルースを演奏したり歌ったりして追い払っていたからだ。
アレックス・ヘイリー原作のTVドラマ「ルーツ」のフィドラー(ルイス・ゴセット・ジュニア)のヴァイオリン演奏を聴けば歴然としている。
  (注釈1)

ハイホー、マンハッタン坂本です。

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