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2013年08月19日

それでも空は青く晴れ渡り、山は美しくそびえ立ち、桜は満開になる。

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戦争(第二次世界大戦)名画特集 PARTV

それでも空は青く晴れ渡り、山は美しくそびえ立ち、桜は満開になる。
introducing 「明日/TOMORROW」「美しい夏キリシマ」「紙屋悦子の青春」

巨大な捕虫網にすっぽり包まれた加賀まりこのポスターを、1977年開催の「ATG映画の全貌」のパンフレットで見た。DCブランドのスタイリッシュなデザインを彷彿とさせる映画のポスターは、「とべない沈黙」だ。
本編を見たのは随分あとのことだが、そのとき初めて黒木和雄監督の存在を知った。
  (注釈1)

のちに、映画版「風の歌を聴け」で、ベレー帽をかぶった精神科医の役で出演したが、見た目は宮崎県出身のただのオッサンである。
 
「とべない沈黙」は、岩波映画でドキュメンタリーを撮っていた黒木監督らしい作品で、日本が抱える不安感みたいなものをシュールなタッチで描いている。
僕にとって、シナリオ修業時代に見た「祭りの準備」が強烈に心に残っているが、監督の傑作はやはり戦争にまつわる作品だ。
  (注釈2)

ハイホー、マンハッタン坂本です。


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2013年08月12日

閉所恐怖なんて、へっちゃら!

P1040234
P1040234 / Lars Plougmann


戦争(第二次世界大戦)名画特集 PARTU

閉所恐怖なんて、へっちゃら!
introducing 「Uボート」「眼下の敵」「肉弾」

映画とTVの違いを一言で言えますか?
もっと分かり易く言えば、照明を落とした暗い映画館の中で見る映画の映写画面と、照明を落とさなくても明るい場所で見られるTVの受像画面との違いは何ですか?

僕ならこう答える――「実物より大きく見えるのが映画で、小さく見えるのがTVである」

この答はもちろん完璧ではない。同じ映画を我が家のTV画面で見るより、映画館のスクリーンで見る方が圧倒的に実物より大きい。その確率が高いだけだ。

僕は閉所恐怖症である。なので、できる限り狭い空間に入らないようにする。
高速バスのトイレは異常に狭い。パニックにならないようにドアの開き方を確認して用を足す。
従って、立ち見客で一杯のミニシアターで見る映画ほど、息苦しい映画はない。

ハイホー、マンハッタン坂本です。
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2013年08月05日

戦争体験は、語るより語らない方がつらい。



戦争(第二次世界大戦)名画特集 PARTT

戦争体験は、語るより語らない方がつらい。
introducing 「月光の夏」「男たちの大和/YAMATO」

大学4年間を東京都調布市で過ごした。
その当時から現在に至るまで調布に住む有名人と言えば、漫画家の水木しげるである。偶然にも彼は僕と同じ誕生日で91歳、僕は58歳である。
大きな違いは、彼が太平洋戦争の激戦地での生き残りで、僕が生き残りの子供だということだ。

毎度、僕のブログで登場する尊敬すべきアメリカの作家カート・ヴォネガットは、連合軍のドレスデン無差別爆撃でドイツ軍の捕虜として生き残った。それは「スローターハウス5」に記されている。
  (注釈1)

彼と同じ1922年生まれの水木しげるは、ニューブリテン島ラバウルにおける連合軍相手の玉砕命令にもかかわらず、左腕を失っただけで一人生き残った。臨時歩兵第229連隊第二中隊に所属していたお陰でゲリラ戦に転じたからだ。それは「水木しげるのラバウル戦記」に記されている。
  (注釈2) 

ハイホー、マンハッタン坂本です。
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