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2010年11月17日

「奥さまは魔女」のダーリンになりたかった。



「奥さまは魔女」のダーリンになりたかった。
 introducing 「ビッグ」「巨人と玩具」

鼻をぴくぴくと動かせば、欲しい物が何でも出せる。行きたい所へ一足飛びに行ける。嫌なやつを間抜けなオランウータンに変えられる。などなど。そんな魔法使いのサマンサが奥さまだからではない。まあたまには窮地から救ってくれるのは有難い。

子供の頃からダーリンに憧れたのは、広告代理店のやり手営業マンだからだ。クライアント相手に商品宣伝のアイデアを出し、契約が成立すればボスのラリーに褒められる。多少サマンサのアイデアが混じっているとはいえ、気分がいい。

こんばんは、マンハッタン坂本です。


僕は「奥さまは魔女」の第33話、サマンサと母親のエンドラとの会話が大好きだ。

「ダーリンのお仕事は、世に隠れた良いものを宣伝して、社会に幸せをもたらすことでしょ?」
「違うね。あの男はお前を不幸せにして、平気でいるダメなお調子者だよ」

  (注釈1)



ジョッシュは、やんちゃなTVゲーム好きの13歳の少年。広告代理店のやり手営業マンではない。背が低いために移動カーニバルのジェットコースターに乗れず、いかがわしいゾルターというマシーンに大きくなりたいと願をかける。すると翌朝いきなり「ビッグ」になる。あろうことか、30歳の身体(トム・ハンクス)になったのだ。

母親には誘拐犯と間違えられる。仕方なく相棒のビリーとニューヨークへ行き、安宿に一人寂しく泊まる。
何とかマクミラン玩具社に雇ってもらい、会社のショールームで遊んでいるところを社長と出くわす。巨大キーボードの上で両足を使って一緒に演奏をするうちに意気投合する。

玩具と遊んで感想を言えばいいという商品開発部担当副社長に抜擢される。トランスフォーマー・ロボットのプレゼンでは昆虫に変身させた方がいいと提案し、広告マンの過剰な演出を必要としないアイデア・マンとしてあっという間に出世をする。

初めて乗ったリムジンの中で、ジョッシュは少年のようにはしゃぐ。
その無邪気さに魅かれたキャリア・ウーマンのスーザン(エリザベス・パーキンス)は、彼の広いアパートに案内される。トランポリンにつき合わされ、二段ベッドの下に寝かされるうちに好きになる。

初めて見る下着姿の大人の女。ジョッシュはスーザンに釘づけだ。そっとブラジャーに触ってみる。顔がにやけてくる。少年のときめきが、キューンと伝わってくる。

やがてビリーからゾルターの居場所を知らされる。新しい電子マンガ絵本のプレゼンの最中に抜け出す。
本当のことを知ったスーザンは、驚きジョッシュのおでこにキスをする。
スーツが次第にだぶだぶとなり、ジョッシュはもとの少年に戻っていく。
  (注釈2)



製菓会社の宣伝課長・合田(高松秀郎)は、部下の西洋介(川口浩)と共に、家でおたまじゃくしを飼っている虫歯だらけの18歳の島京子(野添ひとみ)をスカウトしてくる。売上が低迷するワールド・ミルク・キャラメルのトレード・キャラクターに仕立てる作戦だ。
まず彼女を人気写真家の春川に取り上げてもらい、マスコミの注目を集める。

景品の目玉でありイメージである宇宙服を着せた京子を中心に宣伝展開をする。だが奨学金の当たる懸賞付を打ち出すアポロ製菓のキャンディの売上に追いつかない。
運よくライバルの工場が火事になり、空き巣狙いのように宣伝費をつぎ込むが、なかなか売上が伸びない。

「あたしがTV好きなのはね、金返せって来る客がいないからよ」

涼しい顔でそう言うCFプロデューサーのそばで、合田は血を吐きながら販売店の接待に明け暮れる。
売れっ子になっても洋介に気がある京子も、いつの間にか気取ったカエルに変身し義理を果たさなくなる。

途方に暮れる洋介。やけくその合田に命令され、仕方なく宇宙服を身にまとい、夜の街へ出て行く。
  (注釈3)



経営の神様と言われたピーター・ドラッカーの言葉にこういうのがある。

「なすべきことは、自分自身、自らの組織、他の組織に何ら貢献しない仕事に対しては、NOと言うことである。」


僕がもっとも好きなTVドラマは「夏子の酒」である。
主人公の佐伯夏子(和久井映見)は、幻の酒米の栽培に成功し、彼女の父親(高松秀郎)が経営する酒造所で、自分が夢見た最高の酒をつくり上げる。
彼女はもともと東京の広告代理店に勤めるコピーライターだった。彼女が最後に書いたキャッチコピーは平凡だが、彼女の未来を暗示した――-「おいしい米が飲みたいナ。」
  (注釈4)




注釈1、「奥さまは魔女」
アメリカTVドラマ 1964年〜1972年ABC放映
原題:Bewitched
エミー賞22回ノミネート

奥さまは魔女 コンプリート・ボックス(54枚組) [DVD] / エリザベス・モンゴメリー, ディック・ヨーク, ディック・サージェント, アグネス・ムーアヘッド, ニコール・キッドマン (出演)
メーカー:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
メディア:DVD

注釈2、「ビッグ」(監督:ペニー・マーシャル
アメリカ映画 1988年製作 原題:Big
ゴールデングローブ賞(コメディ・ミュージカル部門)
主演男優賞(トム・ハンクス)受賞

ビッグ [DVD] / トム・ハンクス, エリザベス・パーキンス, ロバート・ロッジア (出演); ペニー・マーシャル (監督)
メーカー:20世紀フォックス・ホーム・エンターテインメント・ジャパン
メディア:DVD

注釈3、「巨人と玩具」(監督:増村保造)
日本映画 1958年製作
原作:開高健
巨人と玩具 [DVD] / 川口浩.野添ひとみ.高松英郎.小野道子(長谷川季子).伊藤雄之助 (出演); 増村保造 (監督)
メーカー:角川エンタテインメント
メディア:DVD

注釈4、「夏子の酒」
日本TVドラマ 1994年フジテレビ放映
原作:尾瀬あきら モデル:久須美酒造
脚本:水橋文美江、尾崎将也
夏子の酒DVD BOX / 和久井映見, 石黒賢, 萩原聖人, 松下由樹, 若村麻由美 (出演)
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posted by マンハッタン坂本 at 14:57 | Comment(0) | 映画全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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