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2011年04月21日

見所ある娘を道づれにせば吉。

西山茉希2.jpg

見所ある娘を道づれにせば吉。
introducing 「鮫肌男と桃尻女」「アドレナリンドライブ」

西山茉希は、新潟県出身である。バレーボールが得意の体育会系のカワイイ女子だった。
彼女は見所のある女子である。銀座で迷っているところをスカウトされ、それがきっかけで上京しモデルとなり、とびっきりカワイイ女子になった。
ファッション雑誌に縁のないオヤジでもダイハツ・ココアのCFくらいは知っている――「毎日会ってても、私のキモチは変わるの」

出雲大社には、縁結びの神様である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祀られている。
20歳のとき、僕はそこで参拝し、カワイイ女子と縁ができることを願った。
翌日、太宰府天満宮を訪れ、おみくじを引いた。失敗だった。俗に言う縁切りの神社だったからだ。

それでも初詣は太宰府天満宮へ行く。学問の神様である菅原道真(みちざね)公が祀られているからだ。そして新しい学業御守を買い求める。
太宰府天満宮には、受験合格、学業上達のために全国から大勢の学生が集まって来る。だが目標の大学に合格した途端、大半が学業御守を買わなくなる。
断続的ではあるけれど、その後初詣する度に僕は買い求めた。社会人になってからも続けた。この十年は欠かしたことがない。
始めのうちカバンに結び、キーホルダーにつけ、最近はケータイ電話につけて携帯する。

僕の知り合いは不思議に思うらしい。学生でもないのにどうして学業御守を携帯するのか、と。
理由は至極単純である。昔から国語が苦手だったからだ。文章上達のためだ。
住んでいるところから遠いせいか、あれ以来出雲大社とは縁がない。

ハイホー、マンハッタン坂本です。

個人的な趣味を言おう。「プリティ・プリンセス」や「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイのように、思い切りダサい女子がカワイイ女子に変身していく過程を眺めるのは楽しい。


「みんな知ってんの?」
「だから何?」
「あんたのカツラのことだよ!」


トランシーバーに向かって鮫肌黒男(浅野忠信)がそう言い放ち、組幹部の田抜(岸辺一徳)を激怒させる。
彼は組の金を1億円かすめ盗り逃走中である。傍らには、今日が誕生日だから家出してきたと言う桃尻トシコ(小日向しえ)がいる。彼女には借りがある。先刻、パンツ一枚の恰好で追い詰められた際、たまたま通りかかったトシコの車が田抜の車にぶつかったお陰で、難を逃れたからだ。
黒男は、気を失ったままの彼女の車を運転し、金を隠した山荘まで来たものの、追手が迫ってきたので仕方なくトシコを道づれにする。

見るからにダサい山荘ホテルの制服にリュックを背負った黒縁眼鏡の彼女を、ラブホテルの前で奪った81年型の黒のコルベットに乗せる。訳の分からないトシコの夢の話を聞かされた揚句、休憩で入った公衆便所でオカマの殺し屋・山田(我修院達也)に狙われる。男と逃げていると勘違いした彼女の叔父でホテルの支配人が雇った素人である。

途中、スタイリストの塩田のアトリエに寄り、衣装変えをする。黒男はタケオ・キクチの鮫皮のスーツでキメ、トシコは見事にカワイイ女子に変身する。
高飛びの現金を要求され、黒男は仕方なく車で金を取りに行く。

その間彼女は、追いかけてきた兄貴分の沢田(寺島進)にさらわれるが、何故か開放される。だが山田に捕まり、ホテルの支配人の元に連れ戻される。
彼女が拉致されたことを知った黒男は、組の連中がアジトにしているホテルへ乗り込む。袋叩きに合ったところを二丁拳銃の山田に助けられる。黒男に一目惚れしたからだ。

壮絶な銃撃戦の末、黒男はホテル近くの林へ逃げ込む。部屋に戻っていた組長の女房(真行寺君枝)を除き、ただ一人生き残った田抜と対峙する。そこへヘンタイ支配人から逃げてきたトシコが銃を持って助けに来る。

黒男が相撃ちで絶命する。彼に向かって叫ぶうちにトシコは思い出す。銀行強盗の現場に居合わせたとき、犯人の一人が黒男だったことを。
  (注釈1)



「真面目で引っ込み思案なあなた。でも今の自分を変えたいと願っていますね。今週は新しい自分と出会うチャンス。思い切って外の世界に飛び出してみましょう」

獅子座でAB型のダサい眼鏡をした佐藤静子(石田ひかり)は、日誌を書いて上がるばかりなのに、同僚の看護婦から占いでおだてられコンビニへ買い物に行かされる。そして雑誌を立ち読みしている最中、大きな爆発音を耳にする。
爆発現場であるヤクザの事務所へ行ってみると、鈴木悟(安藤政信)が一人生き残っている。

彼はヤクザでもチンピラでもない。レンタカー会社の社員で、店長と店の車で帰る途中でジャガーに軽くぶつけたばかりにヤクザに免許証を取られ、落とし前をつけるために事務所に連れてこられていたのだ。

手足に軽い怪我を負った悟は、静子と一緒に救急車に乗せられる。瀕死のヤクザも乗せられる。悟を事務所に連れてきた黒岩(松重豊)だ。彼はジュラルミン製のトランクから手を離さない。
搬送途中、二人は黒岩の足蹴りで車から放り出される。救急車が川に突っ込んだので駆けつけると、血だらけの札束が散らばっている。悟は慌てて静子と一緒に拾い集めトランクに回収する。途端、救急車は川の中に深く沈んで行く。

コインランドリーで札束を洗濯、乾燥し、悟のアパートに戻って徹夜で百万円の束を積み上げる。2億1532万円ある。それを二人で山分けする。
だが何故か生き残った黒岩の指示で追う手下の6人組(ジョビジョバ)が悟のアパートを嗅ぎつける。金の入ったリュックサックを抱えた二人は、軽トラックの荷台に飛び乗り逃げ延びる。

二人は高級リゾート・ホテルのスイートに部屋をとる。
悟はスーツに着替え、静子はコンタクトレンズをつけ真赤なワンピースを身につける。美容院で思い切りショートにすると、一瞬悟が気づかない。見事にカワイイ女子に変身している。

6人組が追いかけてくる。ギブスと松葉杖の黒岩も追いつく。
内輪もめしているうちに、二人と黒岩が金庫を載せたワゴン車で逃げ、裏切りで5人組となった手下たちが車で追う事態となる。
ワゴン車が横転する。三人が脱出した直後、爆発炎上する。

ホテルに戻った静子は、泡だらけのバスタブの中から札束の入った袋を引き上げる。悟に向かってくすりと笑い、ゴメンと言う。

花柄のワンピースに着替えた静子の前に赤いスポーツカーが止まる。二人の「アドレナリンドライブ」はさらに続く。「真夏の出来事」の歌に乗って。
  (注釈2)



モデル出身の女優は、はじめのうち演技がダサい。真行寺君枝、川原亜矢子、小雪、マイコ、などなど。
だがいつの間にか様になっている。まるでとびっきりカワイイ女子に変身したように。魔法をかけられたかのように。

個人的には、西山茉希に期待している。本業でない人気モデルを演じた北川景子と仲良しで、おバカなモデルしか演じられないわけがない。同じドラマで、共演シーンのなかった満島ひかりのレベルまで目指して欲しい。そして大手ビール・メーカーのCMに出て欲しい――「うまいんだな、これが」

  (注釈3)





注釈1、「鮫肌男と桃尻女」(監督:石井克人)

      日本映画 1999年製作 英題:Shark Skin Man&Peach Hip Girl
      原作漫画:望月峯太郎

      メーカー:東北新社
      メディア:DVD

注釈2、「アドレナリンドライブ」(監督:矢口史靖)
      日本映画 1999年製作 英題:Adrenaline Drive
      ベルリン国際映画祭GOLDENER LEHMANN賞受賞

      メーカー:ハピネット・ピクチャーズ
      メディア:DVD

注釈3、「月の恋人〜Moon Lovers〜」
     フジテレビTVドラマ 2010年5月〜7月放映

     メーカー:エイベックス・エンタテインメント
     メディア:DVD
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posted by マンハッタン坂本 at 00:30 | Comment(0) | 映画全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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