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2011年08月19日

趣味はタータン・チェック!

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趣味はタータン・チェック!
introducing 「ゴースト・ワールド」「アメリカン・ビューティー」

たまにはオヤジらしくデーブ・スペクターみたいにフリップに手書きし、オヤジ・ギャグをかましてみた。
駄洒落の解説なんて野暮もいいところだが、オヤジ・ギャグついでにあえてやる。
この一文には、日本語特有の省略がある。やっと喋れるようになった外人には解りにくい。

英語で、タータン(tartan)もチェック(check)もチェッカー(checker)も同じ意味である。
おまけに、タータン・チェックは和製語だ。

(駄洒落の好きな僕の)趣味は(繁華街を歩いてる女子が、スコットランド風の)格子縞の服(を着てるかどうか)を確かめることだ。

従って、時折AKB48にドキッとするのは、そんな理由からだ。

ハイホー、マンハッタン坂本です。



AKB48の総合プロデューサーであり、ほとんどの楽曲の作詩を手がける秋元康は、僕より一つ年下である。
彼の非凡なところは、美空ひばりの名曲「川の流れのように」を作詩したことだ。
彼の奥様は高井麻巳子である。かつて「おニャン子クラブ」の中で1位2位を争う美少女だった。
彼女が出演した「恋する女たち」は、当時としては珍しく女子高生映画の秀作である。
彼女の同級生を演じた相楽ハル子は、中年の作詞家(中村育二)に恋をする。そして破れる。
   (注釈1)



高校を卒業したばかりのイーニド(ソーラ・バーチ)は、いつもショートボブで黒縁の眼鏡をかけている。毎日着せ替え人形のように服装を替えるので、それに合わせて帽子をかぶったり、髪飾りや種類の違うカチューシャをつけたり何もつけなかったりする。黒縁の眼鏡にしても微妙に違うやつをかける。
それに引き換え、一緒に就職もせず行動を共にする親友のレベッカ(スカーレット・ヨハンソン)は自然体だ。

ある日、タブロイド紙の恋人募集欄を見て、男の留守電に待ち合わせ場所を吹き込む。50年代風ダイナーで待っていると、思い切りダサい中年男が来る。イーニドは日記代わりのスケッチブックに男の様子を描く。諦めて店を出たので、ジョシュ(ブラッド・レンフロ)の車で後を追う。

シーモア(スティーヴ・ブシェミ)は、古いジャズやブルースの好きなレコード・コレクターである。リスニング・ルームには78回転のレコードを1500枚も持っている。レアなグッズも沢山ある。
休みの日にアパートの前でガレージ・セールをしていると、二人の若い女子が現れる。イーニドが興味を示したので、ブルースの再発盤をきちんと黄色い袋に入れて売る。

コレクターのオヤジたちが集まるパーティに、思いがけず二人が現れる。イーニドは水色に紺の縞が入ったチェックのワンピースを着ている。リスニング・ルームのコレクションに感激した彼女に、ナンパを世話すると進言される。
初めてのデートで、シーモアはポルノ・ショップに入ろうとねだられる。そこで見つけたキャットウーマンのマスクを買わされる。一緒にブルース・バーへ行き、女の客を取り持ってくれる。うまくいかない。
部屋で誕生日を祝ってくれたとき、恋人募集欄を見たダナから電話がかかってくる。

ダナと順調に親交を暖めている最中、イーニドはレベッカと喧嘩し彼女との同居を断る。
以来、何もかもうまくいかない彼女が助けを求めてくる。酔った勢いで一夜を共にする。タータン・チェックのシャツを着ていたせいかもしれない。ダナと別れる。

最初に呼び出した犯人がイーニドだとレベッカから知らされ、シーモアは錯乱する。
入院先にイーニドがブルーとグリーンのチェックの半袖シャツを着てやって来る。自分で自分が分からなくなったのと言って電話をしなかったことを謝る。そして知り合ってから描いたスケッチを見せられる。

「あなたは私のヒーローよ」

それからまもなくして、イーニドは街を出る。
   (注釈2)



42歳のレスター・バーナム(ケヴィン・スペイシー)は、タータン・チェックが好きなわけでもロリコンなわけでもない。若造がリストラのために乗り込んできた広告代理店に14年も勤めている。郊外の一軒家に住み、不動産業にお熱な妻のキャロリン(アネット・ベニング)とはすっかりセックスレスだ。「怒りと迷いと混乱」を抱えた高校生の一人娘ジェーン(ソーラ・バーチ)に久々に話しかけると、やたらウザったがれる。

その反動かもしれない。バスケの試合のハーフタイム・ショーに出る娘を観にいった際、センターでダンスするセクシーなアンジェラ(ミーナ・スヴァーリ)に釘付けとなる。彼女の胸からおびただしい数の真紅のバラ「アメリカン・ビューティー」が舞い散る。20年の眠りから目覚めた気分だ。

「娘の友人は、僕にとっても友人だ」

なめまわすような視線でアンジェラに向かってそう言う。隣りにいるジェーンにしてみればキモいの一言。

マッチョになれば寝てもいい、なんてアンジェラが言うのを娘の部屋から盗み聞きし、本気でトレーニングを始める。自室で鉄アレーを上下する。家の近くでランニングする。車のガレージでバーベルを持ち上げる。毎日スタミナ・ドリンクを飲む。バスタブ一杯の真紅の花びらの中で、アンジェラが待っているからだ。

マリファナを始める。会社のスキャンダルをネタに6万ドルを巻き上げ退職する。高級車を買い求める。好きにやってもいいが無視するな、と夕食の席で妻と娘に宣言する。再就職したハンバーガー屋で、妻と不動産王との浮気の現場に遭遇する。
その間ジェーンは、隣家に越してきた同じ高校のリッキーと親密になる。

久々に娘がアンジェラを我が家に連れて来る。家を追い出されたリッキーがジェーンを連れて消える。アンジェラと二人きりになる。筋肉隆々たる自分を見てうっとりしている。ジーンズを脱がせ、シャツを肌蹴けたとき、初めてなのと言われる。一気に気が失せる。だが幸せな気分に変わりない。

家族の古い写真を眺めているとき、後ろから拳銃で頭を撃ち抜かれる。
それでも死顔は幸せなままだった。
   (注釈3)



どこの誰だか知らないけれど、トップ写真のオヤジはだいたい僕と同じ趣味である。色はイエロー(よく気狂い色と言われる)、柄はタータン・チェックが好きだ。女装趣味はないのでシャツしか持っていない。下はいつもジーンズだ。

だが「普通じゃない」のラストでキャメロン・ディアスとゴールインしたユアン・マクレガーみたいに、スコットランドのキルトをいつか着用してみたいと思う。言うまでもないが、タータン・チェックの生地を使った巻きスカートだ。
冬はスコッチ・ツイードのジャケットを着る。ブランドは当然コム・デ・ギャルソン。

Madonna Confessions Tour at Wembley Arena Aug 3.
Madonna Confessions Tour at Wembley Arena Aug 3. / annodam



この写真のいいところは、本棚を背景にして黒縁の眼鏡をかけていることだ。20年前までウディ・アレン・タイプだったが、流石に似合わないことに気づき、丸眼鏡に替えた。
どちらかと言うとDVDより、LPレコードやレーザー・ディスクを並べた棚を背景にした方が僕らしい。だがタイトルが見えないので、本棚の前でカッコつける。ハード・カバーのJ・D・サリンジャーとカート・ヴォネガットと村上春樹の小説は全部揃っている。ウディ・アレンの短編集3冊もある。

何が悔しいって、このオヤジみたいに髭がきれいに生え揃わないことだ。
仕方ないのでスコッチ・ウィスキーを飲む。



注釈1、「恋する女たち」(監督:大森一樹)
      日本映画 1986年製作
      文化庁優秀映画賞受賞

      メーカー:東宝
      メディア:DVD

注釈2、「ゴーストワールド」(監督:テリー・ツワイゴフ)
      アメリカ映画 2001年製作 原題:Ghost World
      シアトル国際映画祭主演女優賞受賞

      メーカー:角川映画
      メディア:DVD

注釈3、「アメリカン・ビューティー」(監督:サム・メンデス)
      アメリカ映画 1999年製作 原題:American Beaty    
      米アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞、撮影賞受賞
      ゴールデングローブ賞〔ドラマ部門〕作品賞、監督賞、脚本賞受賞
      英アカデミー賞作品賞、主演男優賞、主演女優賞、撮影賞、音楽賞、編集賞受賞

      メーカー:パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
      メディア:DVD
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RedRain_20080524_2.jpg / faeparsons




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posted by マンハッタン坂本 at 00:00 | Comment(0) | 映画全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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